読書感想『反応しない練習』

『反応しない練習』(草薙龍瞬著)を読みました。

著者の草薙龍瞬氏は仏教徒の方なんですね。

現在、インドで仏教徒とともに社会改善NGOと幼稚園を運営するほか、日本では宗派に属さず、実用的な仏教の「本質」を、仕事や人間関係、生き方全般にわたって伝える活動をしている。

とのこと。

本書も、仏教の観点から見た、悩みを克服する方法が書かれています。

簡単に説明すると、世の中に悩みは色々とあると思いますが、それらの悩みというのは、心が反応して生まれています。

例えば、満員電車に乗っていて、今日も混んでいるなとげんなりするという心を憂鬱にする反応。

心無い相手の態度にイラっとしてしまうという怒りを生む反応。

よって、全ての悩みを根本的に解決できる方法は『無駄な反応をしないこと』。

これは、無理して我慢すること、無視すること、無関心でいることとは違います。

『嫌われる勇気』も全ての悩みは人間関係にあるというように、至極明快でしたが、こちらも似たようなものを感じます。

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心の状態をきちんと見る

そんな中、心の状態を見るという習慣を持つことで、日頃のストレスや怒り、落ち込みや心配などの無駄な反応を抑えることが出来るというので、実践をしてみました。

心の状態を見ることの一つに、体の感覚を意識するというものがあったので、やってみたのですが、最初は全然続きませんでした。

最初の内はそれなりにやっていたと思うのですが、気が付いたら他の事を考えているのですよね。

自分がいかに色々な無駄な反応をしているかということに、気づかされました。

小さな反応に逃げない

この情報過多の時代、無駄な反応をしないことというのは、中々難しいのかもしれませんが、無駄な反応ばかりしていると、心がすり減っていき、本当に重要なことに意識が向かなくなってしまいます。

以前、情報遮断時間を設けてみることを書きました。

『「うつ」とよりそう仕事術』(酒井一太著)を読みました。 本書は、うつ病を抱えた方が、ビジネスを進める上で実行している小さな工...

本書でも、ちょっとした隙にテレビをつけるとかネットを開くとかいうことは、適当に反応しているだけ、反応に逃げているとあります。

大切な物事に心を向けることが出来ずに、小さな「心の穴」から反応が外に漏れてしまう状態とも言っていますね。

全ての情報をシャットダウンすると、それはそれで実生活に影響が出てきてしまいますが、ほどほどにして心をクリアな状態にしていきたいと思います。

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